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うつ病患者の願い「普通に戻りたい」とはどういうことか

投稿日:2019年5月31日 更新日:

特別

 

うつ病の人が言う「普通に戻りたい」という言葉の意味は、うつ病になったことのない人には理解できない感覚でしょう。そもそも『普通』がどういう状態なのか深く考えたことない人が大多数なのではありませんか。

 

私が考えるうつ病の人が考える普通というのは次のようなことです。

  • 朝自然と目が覚めて、夜になると眠くなる。
  • 朝起きたら空腹感があり、朝食をとることができ、昼になれば昼食をとり、夜になれば夕飯を食べる。
  • お風呂に入って、布団でしっかり眠る。

「こんなの自然にできることだろう?」「無意識のうちに行われる自然な反応なのでは?」そう思いますよね。しかし、うつ病の人にとってはこれが難しいのです。

 

今回はうつ病の人が思う『普通』について考えてみたいと思います。

 

 

うつ病患者の「普通に戻りたい」とはどういうこと?

冒頭で少し紹介させていただきましたが、うつ病患者の「普通に戻りたい」とは人間が普段無意識化で行われる作業を意識して努力し行わなくても済むようになるということ。

もちろん人によって考えは異なると思うので、上記をここではひとつの願いだと考えます。

 

うつ病になってしまうと、日常生活を送るだけでも大変な労力を要します。たとえばベッド・布団から起き上がるということ。この動作だけでもかなりの心理的障壁を越えなければならなく、また肉体的労力も必要とします。

 

うつ病は完全に肉体のエネルギーが切れてしまっている状態と考えて下さい。車に例えるとガソリンが入っていない状態で走ろうとしているようなものです。当然、動きませんよね。

 

人間も同じで動けなくなるのです。肉体的動作を始めとし、脳内もエネルギーが不足しているため物事を決めたり、判断したりすることができない。

 

うつ病になるとこのような症状に悩まされることになるのです。他にも次のような症状が考えられます。

  1. 2週間以上継続して憂うつな気分で落ち込んでいる。
  2. 2週間以上継続して、興味や喜びを感じることがない。以前のように趣味を楽しめない。
  3. 2週間以上継続して食欲の増減、または体重の5%を超える体重の増加もしくは減少。
  4. 2週間以上継続して不眠または睡眠過多。
  5. 2週間以上継続して、落ち着きがなくなったり、気分が激しく落ち込んだりする。
  6. 慢性的な疲労感。
  7. 2週間以上継続して、絶望感や罪悪感を感じている。
  8. 2週間以上継続して、思考力が低下し、物事の決断が困難になる。
  9. ときどき死を考えるようになる(自殺念慮=希志念慮とも)、また具体的な自殺計画。

 

参考:うつ病と診断する基準はどうなっている?診断基準と症状について

うつ病と診断する基準はどうなっている?診断基準と症状について

  内科で異常なしと判断されても体調が優れないと感じるならば、うつ病の可能性があります。多くのうつ病患者は身体に不調を感じつつも心療内科・メンタルクリニックを受診せずにそのまま日常生活を送っ ...

 

このようにうつ病は気持ちの問題だけではなく、肉体的症状としても表れてくるのです。これだけの症状を抱えているのがうつ病という状態。これら多くの症状に悩まされたくないということが、うつ病患者が口にする「普通に戻りたい」の真の意味ではないでしょうか。

 

さらに簡単に言えば、トイレに行ったり、入浴をしたりといった日常生活が問題なく行えることです。

 

 

「以前のように元気な状態になりたい。」は間違い

「昔のように仕事がしたい。」「うつ病になる以前のように元気になりたい。」は間違った考えです。なぜならうつ病になる以前の状態に戻っても、ふたたびうつ病になってしまいます。

 

したがって、うつ病から回復するためには物事に対する考え方を改めるか、環境を変えるしかない。どちらも簡単なことではありませんが、うつ病になる前と同じ状態に戻っても意味がないんですね。

 

何が自分にとってストレスとなるのか。どうすればストレスを回避できるか、もしくはストレスを受け止めることができるかについて考えなくてはなりません。

 

私自身は普遍的な、いわゆるサラリーマンでいることがストレスだったので今の生活を選んでいます。主夫でブログとライターをしながらほそぼそと稼ぐことしかできていません。

 

これが幸せかどうかを決めるのは私自身。あなたや周りの人間が何かと評価を下すかもしれませんが、私は気にしません。気にしてもしょうがないからです。

 

自分の周りにいる人間の意識などを変えるのは非常に難しい。

なので、あなた自身が変わるしかないのです。私の場合は仕事を辞めてしまうという極端な行動ですが、あなたがうつ病となってしまった原因に対して、何かしらのアプローチを自分自身からとっていかないと、回復してもすぐに再発してしまう可能性がありますよ。

 

 

【まとめ】うつ病患者の言う『普通』の形は人それぞれ

HAPPY

 

うつ病患者にとっての普通は、日常生活を問題なくひとりで行えることだと言えるでしょう。うつ病は体のエネルギーが枯渇してしまっている状態。そんな状態で動こうとしたら考えようとしてもうまくいきません。

 

うつ病になって思うように身体が動かない、思考がまとまらないのであれば、まずはゆっくり休むことが大切です。そして、休み続けて何かしたいと思えるようになったら積極的に行動してみましょう。

 

その何かが入浴でもいいですし、読書でも、散歩でも構いません思った通りのことができたら自分を最大限褒めてあげましょう。その小さな積み重ねが自信へと繋がり、うつ病からの回復のきっかけになるかもしれませんよ。

 

健康な人の普通が送れないのがうつ病患者の悩み。健康な人にはそれができてなんなのということでも、うつ病の人ができたらすごいことはあります。

 

周りがすごいと思ってくれないので誰も褒めてはくれないかもしれません。だからこそ自分で自分を褒める習慣をつけてくださいね。

 

それを続けていれば、頑張ってできていたことが『普通』になっていくことでしょう。そうなれば完全寛解へも近づきます。無理せず自分のペースで、自分なりの普通を目指してくださいね。

 

 

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