うつ病と診断されると薬を多くもらう人もいるでしょう。うつ病の程度によっては、そんなに多くの薬を処方されることもないかもしれませんが
「うつ病で薬を飲むなんて…。」
と少し抵抗を感じる人もいるのではないでしょうか?私はベッドから自力で起き上がるのも困難なほどに重症状態だったのと、もともと薬を服用することに抵抗のない性格だったのですんなり服用できました。
しかし、あなたは薬以外に何か治療法がないかと考えているんですよね。そこで今回はうつ病の治療で薬以外の治療法を探してみましたのでお話ししていきます。
うつ病の治療法で薬以外に何がある?薬を使わない治療とは
うつ病の治療法で薬以外の治療には、大まかに休養と精神療法がある。
休養と言われても薬を服用せず(使わないで)休んでも良くなるのかと疑問に思うかもしれませんが、一定の効果があるとされています。
うつ病の原因は生活におけるストレスが原因と言われています。そこで、そのストレスの原因である仕事や家事・育児などから離れて休養をとることは効果的。
薬を服用しないでも軽いうつ病であれば、一定期間の休養をとることにより寛解に向かうと言われています。
精神療法には認知行動療法・対人関係療法などが存在する。
認知行動療法とは認知(ものごとに対する受け止めかた)の仕方を変える精神療法です。この治療方法はうつ病の程度に関わらず、効果が出るという結果が出ています。
参照:The British Journal of Psychiatry
対人関係療法については下記の通りです。
対人関係療法とは、「重要な他者」との「現在の」関係に焦点を当てて治療するもの。
また、単に焦点を当てるのではなく、そこで問題になっていることを四つのテーマのうちの一つに分類し、それぞれの戦略に従って治療をしていく、というふうにある程度マニュアル化されています。
治療法がきちんと定義されているので、効果のデータも正確にとることができ、有効性が検証されています。精神療法の中でも、有効性を証明するデータがもっとも多い治療法であるといえる。
引用元:対人関係療法(IPT)とは
このように休養や精神療法でも、うつ病に対しては効果があると言えるでしょう。
まとめ
うつ病で薬を使わない方法には休養や精神療法がある。それらの方法でもうつ病は可能ですが、薬の力を借りてしっかりとした睡眠をとったり、自力で動けるようになるのも意義があると言えるでしょう。
うつ病と診断されたならば、まずはしっかりと休養をとることが大切です。その休養と合わせて薬を服用して身体を休めることが回復への近道になることでしょう。
管理人の闘病記録
うつです。消えてなくなりたい。。。希死念慮との闘いの日々です。
夏の終わりは毎年来るけど、うつ病の終わりは来ない
平成最後の夏は、うつ病で終わりました。悲しいけど、終わりの始まりと思いたいです。
うつ病は常に再発のリスクを抱えながら生きていくことになります。高血圧とか肥満のように目に見える疾患ではないのが、やっかいですよね。
カミングアウトしなければ、他人には分かりませんから。。。
それでもいつかは
Twitter見てると復職されていたり、うつ病を抱えながらも働いている人がいるんですよね。
すごいなぁと感心してます。それでもいつかは、自分も働かないといけないわけです。
その日を考えると、うつになります。働く日を考えてもうつにならなくなれば、寛解ですかね。
少しずつ、パソコンに向かう時間を増やしたり、散歩の時間を延ばしたりしてがんばります。