うつ病関連

うつ病の人は目がおかしい?うつは外見から判断できるのか

2018年6月24日

問診②

 

うつ病の人は目がおかしい、うつ病の人は見た目や顔の表情から分かるといった話を聞いたことがありませんか。私はうつ病と診断される少し前に目がギラギラしていて怖いと言われてしまったことがあります。

 

そこでうつ病になると目がおかしくなるというのは根拠のあることなのではないかと思い、調べてみることにしました。その結果ある程度納得できる結論にたどり着けたので、今回紹介していきます。

※あくまでも個人的意見であり、医学的根拠に基づいた実験データから導き出された結果ではありませんのであらかじめご了承ください。

うつ病になると目がおかしい?外見から異常を判断できるのか

うつ病になると目がおかしいのは、私の経験から言えば間違いないと思います。これは私がうつ病と診断される1年前より周囲から「目がギラギラしていておかしい」と言われており、よく心配されたことから正しい話なのかもしれません。したがって周囲の人から見ても異常だと外見から判断できると思います。

 

この目がおかしくなるというのは、うつ病の原因とも疑われている自律神経の乱れが理由なのではないかと思います。そもそも自律神経とは体内にある臓器の働きやホルモンの分泌など無意識に働く神経のことです。

 

例えばスポーツをして身体を動かせば心拍数は上昇して汗をかきますよね。この心拍数の上昇や発汗が自律神経の働きによって行われているのです。

 

さらに、この自律神経には交感神経と副交感神経の2つが存在しています。この2つは必要な状況に応じて自動的に切り替わっているので、普段の生活の中で私たちが意識することはありません。交感神経は活動をする神経、副交感神経は休息をするための神経です。

 

健康な状態なら、朝に起きてから学校や仕事を行うときは交感神経が活発になり、活動的な状態になります。そして夜になると副交感神経が活発になり、体に休むよう指示を出します。

 

この自律神経のバランスが何かの原因で崩れると、検査では判断できない身体不調をきたします。例えば日中は倦怠感がつきまとい、夜になると目が冴えてしまって眠れないといった症状が出てきます。これを自律神経失調状態と言います。

 

この自律神経失調状態になると目に異常がみられるのでしょう。

自律神経と目の関係

目には多くの自律神経線維が繋がっています。そのため、目は一番自律神経の影響を受ける体の器官と言われているのです。机に向かって仕事や勉強をしているときに眠くなってくると、文字がぼやけて見えずらくなったり、まぶたが重たく感じて下がってきたりする経験がありますよね。

 

まぶたには自分が意識して目を開けるための筋肉とは別にミューラー筋と呼ばれる筋肉が存在しています。このミューラー筋は自律神経(交感神経)の働きで動きます。そのため心身の活動状態が高まると無意識に人の目は大きくなるのです。

 

この目が大きくなった状態を周りの人が見ると、目がギラギラしている印象を与えてしまうのです。したがって、うつ状態で異常が出始めている人は外見からでも

 

 

まとめ

希望への道

 

うつ病になる(もしくはなっている)と自律神経が乱れるため、自律神経の影響を強く受ける目に異常がみられることがありますそのため他人から見ると目がギラギラしているように見られるのです。

 

うつ病は身体症状が出づらく周囲の人間には分かりづらい病気と言えます。そんな病気の唯一分かりやすい変化と言えるかもしれませんね。

 

あなた自身、もしくは身近な人の目がおかしいと感じたら、その人は自律神経が乱れて抑うつ状態に陥っている可能性があります。もしあなた自身がそうなったら、早めに休息を取り病院を受診するようにしましょう。また身近の人がおかしいと感じたら休息を取るよう配慮してあげてください。

 

闘病記録

うつ病診断される前の話。2016年1月、1か月の残業時間が100時間を超えて、疲労困憊の末に居眠り運転をして交通事故を起こしました。これはまた肉体的に良くないと思って前回とは違う内科を受診。

初めての心療内科の受診

初めて訪れた心療内科は内科と一緒に心療内科と看板を出していたので安心して受診できました。私は肺気胸なのではという疑問も出てきたりして、この時はレントゲン撮影も行いました。レントゲン撮影をしてもらいましたが、異常はなし。

 

何が原因かというと心因性ストレスが大きいとの診断でした。うつ傾向にあるとのことだったので、1週間まとめて仕事の休みをもらうことに。

 

このときの診察で処方された薬は下記の鎮痛剤のみでした。

○ロキソニン錠60mg

毎食後:1日3回5日分

2回目の診察

初回の診察から5日後に再度診察してもらいに行きました。ちなみに初回とは違う医師に診察してもらいました。個人的な意見ですが心因性ストレスによる痛みなんだから、同じ医師に診てもらいたいと思うのは患者のワガママでしょうか?

 

鎮痛剤を飲めば痛みは治まることが分かったけど、ストレスによるものだから職場環境を変えるなり、業種を変えてもらうなりしないと解決はしないとのお話で終わりました。

 

お薬は下記の漢方薬に変わりました。

○ツムラ半夏厚朴湯エキス顆粒(医療用)

毎食後:1日3回14日分

漢方薬による治療

漢方薬だから効能が出るまでに期間がかかるという理由で2週間分処方されたと記憶しています。この2週間の間に人事異動で別な部署へ異動が決まり、胸の痛みや判断力低下などの抑うつ症状は治まりました。

 

症状が治まったことにより通院をやめてしまいましたが、ここで治まったからと安心せず、しっかりとメンタルクリニックや心療内科を受診していれば、長期間うつ病に悩まずに済んだのかもしれません。

 

過去を悔やんでも変わらないので、これからの考え方を改めていきたいと思います。

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