うつ病と診断されると、日本では投薬治療が実施されることが多い。欧米ではカウンセリング治療が主流となっていますが、日本ではまだ投薬治療が占める割合のほうが多いんですね。
抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬とたくさんの種類を服用することに疲れてしまい、薬の多さだけで気が滅入ってしまいませんか。
しかもうつ病に薬は効果ないなんて話もよく耳にしますよね。周囲の人間からも「気の持ちようだ!気合で治せ。」と言われて心苦しい思いをしているかもしれません。
今回はうつ病の薬を飲まないとどうなるのかと、抗うつ剤は効かないのかについて調べてみましたのでお話しします。
うつ病の薬を飲まないとどうなる?抗うつ剤は効かないの?
うつ病の薬を飲まないとどうなるか結論から言うと、うつ病の薬を飲まないと抑うつ状態と睡眠不足でつらい思いをする。これは私の体験からも間違いありません。
うつ病になると抑うつ気分や睡眠障害に悩まされることになりますが、薬を正しく服用することによってこれらの症状が緩和されます。
しかし、うつ病自体に効果が直接あるかというと、なかなか難しいのが現状。
2010年、米国ペンシルバニア大学の研究チームが、「うつ病の症状が軽いか中程度の場合、抗うつ薬には効果がみられない」と報告しました。
この研究では、抗うつ薬を使った患者と、有効成分を含まない偽薬(プラセボ)を飲んだ患者の回復度を比較した6件の臨床試験データが解析されました。
症状の重さによって、「軽症・中等症」「重症」「最重症」の3グループに分けたところ、軽症・中等症や重症のグループでは、抗うつ薬はプラセボに比べて患者の回復度に差がなかったのです。有効性が認められたのは、最重症のグループだけでした。
このような研究結果が出ていることからも、うつ病の重症患者でない限りその効果は限定的と言えそうですね。ですが、自分の症状がどれほどの程度なのかは医師の意見を聞かなければ分からない。
したがって、うつ病の疑いがあるならば病院で診てもらい必要ならば薬を処方してもらい、医師の指示にしたがって服用した方が回復は早くなると言えるでしょう。
まとめ
うつ病で薬を飲まないと、体調的につらい思いをするので飲んだほうがいい。もし、副作用が強くつらいならば医師に相談してみましょう。
薬漬けにされて、一生薬がないと生活できないのではないかと不安になるかもしれませんが、現在では過去のような多剤療法はほとんどなくなってきています。
医師とのコミュニケーションをしっかりとり、回復に向けてゆっくりと休みましょう。
管理人の闘病記録
今日は傘を杖代わりに、病院へ行ってきました。もう日中に出歩くのがしんどい。
日中のしんどさが悪化
最近の過眠傾向の原因として、睡眠薬の量が関係してる可能性があるため、減薬することになりました。
今、処方されている薬の量は決して多くはないとご意見を医師よりいただきましたが、減薬。
平成30年7月25日からは下記のお薬へと変更になりました。
○サインバルタカプセル20mg
○ジアゼパム錠5mg「アメル」
1日2回 朝・夕食後
○ブロチゾラム錠0.25mg[サワイ]
◆一般名:ブロジチゾラム錠0.25mg
○リフレックス錠15mg
上記1日1回 就寝前
フルニトラゼパム1mgがなくなりました。5月に服用していた内容と同じです。
これでまた不眠になったら、、、という不安はあります。
改めて「うつ病」であることを受け入れろ
先週から体調が不調なのは間違いなく、救急車での搬送というネガティブな事件があったからなのは間違いない。
そして、救急車で運ばれた原因は過労である可能性が高いとのお言葉。
「あなたは、自分が理想とする体力の限界ラインを高く持ちすぎている。薬だけでは、あなたのうつ病は良くならない。理想の限界ラインをしっかりと見極めて、無茶をしないこと。」
無茶をしないことを知らないワタシ
常に自分の基準値としては、常に限界の上を意識していました。
そしてこの闘病期間中も、再び寝たきりになるまで動き続けると思います。動けなくなっても困らない家庭環境にあるので、トライ&エラーを繰り返しながら学んでいきます。