うつ病で長期間にわたって薬を服用していると「薬を飲んでいるから体調が悪いのではないか?」と疑問に思ってしまったことは有りませんか。
反対に薬を飲まないと生きていけないから仕方ないと、必要以上に落ち込んでしまったことはないでしょうか。
確かに抗うつ薬や抗精神病薬の薬を減らすと、体調が悪化することもあります。それでも、体調に合わせて薬を減らしたり変更する必要はある。
薬を減らしたり変更したりすることによって、体調が改善することもあるのです。今回はうつ病の薬をいつ減らすのがいいのかについて調べてみましたので、そのことについてお伝えしていきます。
うつ病で減薬をするタイミングはいつ?薬をやめると治るのか
うつ病で減薬をするタイミングはいつが適切なのかというと、体調が回復して安定してきた時期だと言える。薬をやめると治るなどと言われることもありますが、そのことについて科学的根拠は見つかっていません。
今ではあまり聞かなくなりましたが、2000年になるぐらいまでは、日本ではうつ病などの精神疾患を患う患者にたいして薬を大量に処方する多剤大量処方と呼ばれる行為を行っていました。
しかし、多剤大量処方では症状が病気による反応なのか、病気そのものの症状なのか区別がつかなくなってしまうのでこのような処方は消滅していきました。
現在では治療を通じて回復してきたら、徐々に薬を減らしたり、服用している薬を中止しやすい薬に変更したりする減薬のステップへと進むことができます。
大切なことは薬を減らすことだけに重視すると、症状のぶり返しが起きたりしてかえって薬の量が増えることになるので注意が必要。
今回の闘病記録にも書いていますが、私のように薬を減らして症状がぶり返してしまったら、可能な限り早めに主治医に連絡をして再診察をしてもらうようにしましょう。
無理して体調が悪いのを我慢し続けても、寛解までの道のりが遠のくだけ。減薬の時に重要なのは、症状が改善した状態のまま薬を減らすことです。
まとめ
うつ病で減薬をするのは、症状が軽くなってきてからがタイミングとしては適当です。薬をやめると治るという話もありますが、正しい減薬をしていかないと再発の危険性が高まる。
減薬のときは薬を減らすことを目的とするのではなく、症状が改善した状態のまま薬を減らしていくことが大切です。
焦らず自分のペースで医師と相談しながら、健康に近い状態に体調を近づけていきましょうね。
管理人の闘病記録
つらいです。胸部の痛みが激しすぎます。
抗うつ薬減薬による影響
とにかく胸が痛い。。。
- 胸の痛み
- 全身の鉛のような倦怠感
- 自力で朝ベッドから起き上がれない。
- 食欲減退
- 夜中の中途覚醒
薬をひとつ減らしただけでこれだけダメになる。もうしんどい。
減薬による影響対策
市販の鎮痛薬を服用してごまかすことにしました。次の診察までこの鎮痛薬と併用すれば、朝起き上がる以外はなんとかなる。
朝は嫁に身体を起こしてもらっています。物理的に体を起こしてもらっているのです。
減薬は慎重に
いきなり完全に服用を中止したのがいけないんじゃないかと思う。NaSSA系の薬が必要だけど、リフレックスって15mgか30mgしかないのね。
レメロンにしても成分一緒だから、意味ないのかな。とにかくあと2週間は鎮痛剤を服用して頑張る!