うつ病関連

うつ病からの社会復帰にはアルバイトがおすすめ!

2019年6月28日

若葉マーク女性

うつ病を患ってからの社会復帰にはどのような注意点やポイントがあるでしょうか。うつ病は、いわば脳のエネルギーが枯渇してしまった状態です。

 

そんな状態では、日々の生活を正常に送ることが難しくなってしまいます。まずはしっかりと休養を取って何かをする意欲が湧いてくるのを待ちましょう。そして寛解に向かって医師の許可が出たら、徐々に生活リズムを戻し社会復帰の訓練をすることが必要。それにはまずアルバイトから始めるのが適していると考えます。

 

こちらの記事ではうつ病からの社会復帰に役立つ情報をお届けします。

うつ病からの社会復帰にアルバイトがおすすめの理由

履歴書

 

うつ病は再発のリスクが高く、その場しのぎで勤め先を見つけても病状が悪化する可能性がある。しかしながら、仕事を行えないことで経済的に生活が苦しくなってしまうケースも多々見受けられます。

まずはできるだけ自分に課すハードルを低めに設定し、そこで少しずつ自信を積み重ねていくこと。
病気の回復後にいきなりフル稼働をすることもおすすめできません。仕事には責任がついてくるだけではなく、常に心に対して負荷をかけてしまうからです。

うつ病からの社会復帰には比較的責任の軽いポジションを探してみましょう。また、複雑な職務内容をあつかう仕事は避けるのが無難。比較的責任が軽く、簡単な作業という絞り込みをすると導き出される答えが記事タイトルにもなっているアルバイト。

 

例えば在宅ワークのアルバイトでは、作業の1件、1件が容易なため、向いている方であればコツコツと仕事をこなすことができます。

在宅ワークにはいくつかの種類があります。シール貼りやチラシ差し込みなどの軽作業、スキルを持っているのであればデザイナーの業務委託もあります。そのほかにもライティングを行うライターなどさまざまです。

 

在宅ワークのメリットは4つあります。1つは人に会わないで済むこと。うつ病に限らずとも見ず知らずの人と対面するということにストレスを感じる人は多いです。在宅ワークであれば、対面しての人間関係構築は必要ありません。

 

2つ目は就業時間などを自分で決められることです。病み上がりに無理をしてしまっては、せっかくの心の安定も乱れてしまいます。在宅で仕事をする際は時間に縛られず、自分のペースで行うことができるのが大きなメリット。

 

3つ目の理由は、作業環境を選ぶことができる点です。会社勤めをするのであれば基本的に「カフェで仕事!」というわけにもいきません。また就業中に音楽を聴くことなどもできませんよね。自分にとって落ち着く環境で作業を行えるというのは、在宅ワークの最大の魅力ではないでしょうか。

 

4つ目はスキルアップが見込めること。パソコンをあまり扱ったことのない方であれば、アンケート回答を続けていくうちにタイピング力が上がっていくかもしれませんよ。
またデザインなどの知識があるのであれば、さらなるスキルのブラッシュアップができますね。そしてこれらの職務を経験することによって、実績を積み重ねていくことが何より自信へとつながる。

 

また在宅で行うことができる仕事のほかにも、病気に理解のある作業所に通うことも病後回復のリハビリとしておすすめ。
各事業所の形態によって作業の内容は異なります。また少額ですが作業賃金として報酬を得ることも可能。
その際には、障害者手帳の申請・発行が必要となります。手続き自体は、支援課の担当者から説明があるため難しいことはありませんので安心してくださいね。

 

そのほかにも働くことの前段階として、働くためのスキルを身につける場所があります。それは職業訓練校と呼ばれます。
ちなみに申し込みは、職業安定所(ハローワーク)を通して行います。障害の有無は問わず、専門技術を数か月の訓練によって身に着けるという趣旨のプログラムとなっています。
プログラミングや建築、ネイリスト育成など、このほかにもさまざまなジャンルに対応したプログラムが提供されています。
ちなみに利用料金は基本的にテキスト代のみ(実習がある場合は実費が必要になるケースもあり)。

うつ病からの社会復帰 ゴールをどこに定めるか

病気にかかり休職や退職をしている方、現在の病状・職場環境での就業に限界を感じている方の中には「病気のことをカミングアウトをしてオープンで働くか?それとも何も言わずにクローズとして働くか?」と考えている方もいるでしょう。

障害者雇用でない限り、病気のことを公開して仕事をする必要はない。復職・再就職を目指すにあたり、これは大事なポイント。

 

クローズで採用されて働くからには病状に対する配慮はありません。採用されることのみを考える、もしくは一般就労で働く覚悟があれば病気のことを伝えないという選択肢もありでしょう。

 

しかしながら、就職の先には生活があります。無理をしない環境選びも大切。
たとえ一般枠の正規雇用などを目指す場合ですが、万が一自分の体調を崩しかねない職務が存在するとしても、職場の配慮を得られるのであれば相談や連絡もしやすくなります。最初に目指すゴールを生活できることにして、徐々にいろいろなことができるようになることを目指しましょう。

 

 

うつ病からの社会復帰についてまとめ

recruit

 

うつ病からの社会復帰にはアルバイトがおすすめ。いきなり健康な人と同じ世にフルタイム週5日働こうとするのは難しいので、業務内容が単純なアルバイトから始めましょう。

 

無理してもうつ病を再発させてしまうので、無理な時は焦らず休むことも大切です。少しずつ体力を取り戻し、健康な人と同じように生活を目指していきましょう。

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