うつ病が治りかけたと思ったら、症状がぶりかえしてきた。もしくは元気に回復に向かっていたと思ったら、翌日寝込んでしまった経験ありませんか。またはご家族でうつ病の人がいて、回復したと思ったのにと落胆してはいませんか。
うつ病は、上り坂一本で回復する病気ではありません。調子がいい日と悪い日を繰り返しながら、徐々に元の生活が送れるようになっていくのです。
参考:うつ病が完治するまでの期間は?うつが治る瞬間・治るきっかけは?
それでもうつ病は再発しやすい病気。医師からも寛解と言われたのに、また体調がおかしいと感じられたらそれは再発かもしれません。
今回はうつ病の再発について調べてみましたので、お話ししていきます。
うつ病は再発しやすい
結論から先にお伝えするとうつ病は再発しやすい病気です。うつ病を経験した人は、約6割が再発すると言われている。
うつ病の多くは年単位で再発することが多く、3~4年で再発する人もいれば、30年以上経って再発することもあるのです。再発までの期間は個人の差が大きいと言えるでしょう。
もし数か月で再発したと感じるのであれば、それはうつ病が治って(寛解して)いなかったのだと予測できます。治ったと思い込んで、自己判断で病院に通うことを止めてしまった人に訪れやすい症状と言える。
何度もうつ病を再発してしまう場合は反復性うつ病や双極性障害の可能性も疑う必要が出てきます。
反復性うつ病=反復性短期うつ病は、うつ病の症状が少なくとも月に1回12か月以上連続して生じるうつ病。
双極性障害は空元気状態である躁(そう)状態とうつ状態を繰り返し発症する病気。この双極性障害は躁の症状を医師にしっかりと伝えないとうつ病と診断されることがあるため、診断が難しいと言えます。
双極性障害とうつ病では治療方法が異なるので、何度もうつ症状を繰り返していたり、抗うつ薬を服用して異常なほどの気分の高揚を感じたりする場合は医師に相談してみましょう。
うつ病を再発させないためには
うつ病を再発させないために大切なことは、ストレスをためないこと、また無理をしないこと。そして、自分がストレスを発散できる方法や無理をしない方法などを身につけておくといいですね。
また再発防止のためにうつ病の症状が寛解したあとも薬を飲み続けることもあります。このときに勝手に薬をやめてしまうと数か月で症状がぶり返してしまうことになりかねません。
再発させないためにも医師の指示に従い、薬を飲むようにしましょう。
うつ病再発の兆候と再発したときの対応
うつ病の再発で多い症状は、うつ病の初期症状と同じことが多い。不眠や食欲の低下、趣味への興味低下が挙げられます。
自分が体調を崩した時にどの症状が出やすいかを把握しておくと、うつ病の再発にすぐ気付くことできます。
もし、うつ病の兆候に気付いたら可能な限り早く医師へ相談すること。早めに治療を開始することで、生活への影響を小さくして対処することが可能となります。
まとめ:うつ病は再発しやすい。ストレスコントロールを意識しよう
うつ病は再発しやすい病気です。うつ病を再発させないためにはストレスをためないように気をつけることが大切。自分のストレス発散方法を見つけておくといいですね。
もし、再発の兆候を感じたら可能な限り早く受診するようにしましょう。早期の治療が悪化を防止し、回復までの期間も短縮することが可能となります。
管理人の闘病記録
今週の始めは絶不調でした。理由は2つあります。
1つめは家の周りの草刈りを雨の中、2時間したこと。体力的にかなり無茶をしました。自覚はなかったんですけど、あとから反動が来て原因の1つに認定しました。
2つめの理由は東京で働いていたときの上司に会うため、静岡県富士市まで車で行ってきたことです。片道休憩を含めて自宅から9時間かかりました。
バイパスが主だから体力的には思ったよりしんどくなかったです。距離にすると往復260km復職するなら現状を知らないとまた再発につながるので情報収集です。
上記2つの理由で25日と26日寝込んでいました。限界点をまた突破してしまいました。
なんとか1日半でメンタルクリニックに行くまでの体力は回復。
ありのままの事実を医師へ伝えたところ
「躁転しやすい処方にしているのだから、そこはセルフコントロールをしてくなさい。」
薬はそのままで、自分で生活リズムは調整するようにとのことでした。
今後の治療方針の推察
この次の診察が7月11日なので、その日からジアゼパムは減薬になると可能性が高いと思います、
私が調べた限りでは、夏は躁になりやすいみたいです。ジアゼパムは今の5mgから2mgへと変更になるでしょう。
私としては5mgのままで、経過をみたい。
そのあとまた寝たきりになったり、身体症状が出たらまた5mgへ戻すのかと推察します。
もうすぐうつ病の診断をいただいて8ヶ月になります。