2019年1月10日をもちまして休職していた会社を退職することになりました。
勤めていた企業の休職期間の満了が休職開始日より1年3か月でとのことなので、2か月ぐらい前の11月ぐらいに電話でこんな連絡を受けました。
「1月10日までに復職できなければ、退職あつかいになる。」
と連絡を受けました。今回はそんなお話しです。
うつ病で退職の場合、退職理由はどうなる?
うつ病で退職の場合は基本的に、自己都合退職扱いとなるのが一般的。
これは非常に悲しい話ですが、うつ病という病人がさらに退職後のことまで考えなければならないというのは大変なことです。
ただでさえ病気で正常な判断ができない体調なのに会社を辞めることを迫られてしまっては、多くの人がパニックになるでしょう。
私の勤めていた会社は親切で休職満了日前に、事前通知書が送られてくることを通知書の発送前に電話で教えてくれました。
なので、私は
「へぇーそうなんだ~。」
程度の感想しかありませんでした(笑)。
また私が退職となってもいまいち危機感にかけていたのは傷病手当金を受給中で、退職した後も保険組合から病気の状態が続けば、引き続きお金がもらえることを知っていたから。
なので、今まで会社経由で提出していた傷病手当金申請書を直接保険組合に送ることになることにしかならないと感じたのです。
傷病手当金については過去の記事でお話ししているので、そちらを参考にしていただければと思います。
ちなみに自己都合退職となると退職金が減ることがデメリットとしてまず挙げられるのですが、私は退職金という制度はなかったため関係なし。
離職票への退職理由は、休職期間満了となるようにしてもらいました。
うつ病で退職となったときに最初にすること
うつ病で退職になると告げられた、もしくは知ったときに一番大切なことは、まず落ち着くこと。
これからの生活のことや保険の心配とかあると思いますが、まずは落ち着いて今在籍している会社の人事担当者に連絡をとって、自分が置かれた状況を正確に把握しましょう。
それからいろいろ悩むなり行動するようにするといいです。ちなみに行動に起こすためには手元に書類がないと出来ないことが多いです。
なので、次の2つの書類がそろってから行動開始となる。
- 健康保険資格喪失証明書
- 離職票
うつ病で退職となったあとの手続き
うつ病で退職してからしなければならないのは健康保険の切り替えからです。これをしておかないと病気にかかった際に治療費を全額負担することになる。
なので、可能であれば健康保険資格喪失証明書をなるべく早くもらえないか人事に相談してみるといいでしょう。
また継続治療中の人は自立支援者証も変わるので早めに行動しましょうね。自立支援医療制度については下記の記事を読んでみてください。
会社で加入していた任意保険期間が2か月以上ならば、任意継続して今までの保険組合に加入が可能。
任意継続で同じ保険に加入し続ける場合は、今まで会社が保険料を半額負担してくれていた分と合わせて、全額負担しなければなりません。
私の場合は会社で加入していた健康保険組合に連絡したところ
「国民健康保険のほうが安く済むと思いますよ。」
と、国民健康保険の加入を薦められました。
また失業手当に切り替わった時に、保険料が減免されることがあるので国民健康保険に切り替えることにしました。
まとめ
休職中に退職することになってもなんとかなります。まずは自分の病気を治すことに専念することが大切。
いろいろと手続きはありますが、実際に私が手続きをして感じたことやどうなったかもこちらのブログで報告していきたいと思います。
まだ働ける状態にありませんが、確実に寛解に向かっているのを日々実感しているのでなんとかなりそう。
うつ病の認知件数は年々増加していますが、うつ病に対する正しい知識と罹患してしまったときに具体的にどうすればいいかの周知はまだまだだと感じています。