※この記事は、はてなブログ時代に投稿した内容をほぼ投稿当時のまま引っ越しさせたものです。
台風接近にともなって、東海地方の梅雨明けは来週以降になりそうとのことです。しばらく寝たきり時間が多くなることが予想されます…。
雨の日は体調が悪い。このことについてはうつ患者の雨の日の過ごし方。うつ病だと動けないのはなぜ?の記事でお話ししている通りです。
今回はうつ病患者もお世話になる可能性があるヘルプマークについてお話しします。
ヘルプマークとはなにか?
今回紹介するヘルプマークですが、このマークの意味は東京都福祉保険局のサイトないで次のように説明されています。
ヘルプマークとは東京都から広まったピクトグラムです。ピクトグラムとは、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)のひとつ。
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成されたマークです。
ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始。
さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレール、平成28年12月から、都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の病院へと拡大して実施しています。
また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
引用元:東京都福祉保健局
このヘルプマークは順次全国各都道府県で導入予定です。私が住んでいる愛知県でも、2018年7月20日より配布が開始されました。
私はこの配布予定を知らずに、隣の県の岐阜県の役場まで取りに行ってしまいました。
受け取るときも障害者手帳の提示を求められることもなく、ヘルプマークが欲しいことを伝えたら保険課窓口へ案内されてその担当者がすぐ渡してくれました。
ヘルプマークはどこでもらえる?
ヘルプマークの主な配布場所はほとんどの地域で各市町村障害福祉担当課か県保健所の2か所にて無料でもらえます。
ほかにも都内では、下記の場所でもらうことが可能。
- 都営地下鉄各駅(押上駅、目黒駅、白金台駅、白金高輪駅、新宿線新宿駅を除く)駅務室
- 都営バス各営業所
- 荒川電車営業所
- 日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室
- ゆりかもめ(新橋駅、豊洲駅)駅務室
- 多摩モノレール(多摩センター駅、中央大学・明星大学駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅)駅務室(一部時間帯を除く)
- 東京都心身障害者福祉センター(多摩支所を含む)
- 都立病院
- 公益財団法人東京都保健医療公社の病院
体調が悪くて役所までもらいにいけない、仕事をしてるから平日にもらいに行くことが出来ない人は下記の商品がオススメ。
ヘルプマークの内容物
ヘルプマークの内容物について紹介します。私は愛知県での配布が開始される前に隣の岐阜県の役所までもらいに行きました。
上の画像が袋から取り出した状態。同封されている用紙は、助けて欲しい内容を記載してヘルプマークに貼り付けます。これら2つの内容物とは別に説明書が入っています。
ヘルプマークに取り付け開始!
裏面はシールになっているので、表面には説明書にある記入例を参考にメッセージを書きましょう。私は字がとてつもなく汚いので、PCを使って文書を作り印刷をしました。出来上がりは下記のような感じに仕上がりました。
ヘルプマークには両面にイラストが印字されているので、メモを貼り付けた下にある十字マークとハートマークが透けてしまいました。これで完成です。
【まとめ】ヘルプマークを正しく利用しよう
個人的にはヘルプマークをもっと多くの人に知ってもらいたいと私は感じています。特に妊娠初期の方も利用できるので、積極的に利用していただきたいと思います。外見からは分かりにくい妊娠初期の人ですが「つわり」がひどい人は、電車で立っているのだけでもしんどいですよね。
うつ病のときは心身ともにつらいです。我慢せず、オープンにして助けてもらう必要もあります。もし嫌がらせや中傷が怖いならば、メッセージは貼り付けずにヘルプマークだけ身に着けるのもいいでしょう。電車やバスで優先席に遠慮せず座れるようになるかもしれませんよ。
これから街でヘルプマークを着けている人を見かけたら、手助けをしてあげてください。サポートを受ける側の私がお願いできることではありませんが、どうぞよろしくお願いします。
ほかにどのような病気の人たちがヘルプマークを着けているのか知りたい人は下記の記事も読んでみてください。きっと参考になると思います。
-
NHKあさイチでヘルプマークの特集が放送
NHK朝イチでヘルプマークの特集が組まれました。しかし、世間の認知率は低く、全国への普及は先になりそうです。
続きを見る
体調が悪くて役所までもらいにいけない、仕事をしてるから平日にもらいに行くことができない人は下記の商品がオススメです。